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プロ野球16球団構想とは?近未来のプロ野球編成が変わるかも!?

2020/05/04
 







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以前、福岡で放送されたローカル番組のインタビューで王さんが触れていた、プロ野球16球団構想について知っていますか。

あまり表に出ていませんが、プロ野球16球団構想は数年前から議論されており、王さんが今回のインタビューで触れたことで再び話題となっています。

この記事を読むことで、プロ野球16球団構想のメリット・デメリットや有力候補地などを知ることができます。今後も注目される話題と思われるので、ぜひ最後までご覧ください。

(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/グレートアメリカン球場-スタジアム-1747330/)

プロ野球16球団構想とは

出典:https://pixabay.com/ja/photos/祈り-聖書-キリスト教-1308663/

プロ野球16球団構想とは、現12球団で行われているプロ野球を16球団に増やそうというもので、数年前から議論されている構想のことです。

この構想によって、セ・パ両リーグの格差を再編成することや地域・経済の活性化、野球人口の増加につながるといわれているため大変注目されています。

プロ野球16球団構想によるメリット

出典:https://pixabay.com/ja/photos/猿-アプリケーション-2710658/

プロ野球16球団構想によって、これらのメリットが得られると考えられています。

プロ野球16球団構想によるメリット
  • プロ野球選手になれる人の増加
  • 日本一の球団が明確になる
  • 地方の活性化

この3つが見込まれています。どれも、野球ファンからするとメリットに感じますよね。ここからは順にそのメリットに対する効果を説明していきます。

プロ野球選手になれる人の増加

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現在、プロ野球選手になるためにはドラフトで指名される必要がありますよね。毎年ドラフト指名でプロ野球選手になれるのは、支配下登録を含め100名前後です。1チーム約8人ほど獲得している計算になります。

16球団になるとドラフト指名される選手が、毎年30人ほど増加することが見込まれます。結果、高卒や大卒などの選手がプロ野球選手になれる確率が上がるということです。

それだけでなく、1チームの選手保有人数が70名までと決まっているので、16球団構想で4チーム増加となると最大で280人もの人がプロ選手になることができます

さらに、プロ野球選手になるれる門が広がることによって、プロ以外の野球人口の増加にも繋がる効果がありますよ。

日本一のチームが明確になる

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現在、CSを行て日本一のチームを決めています。CSは、リーグ優勝を果たしたチームが日本シリーズに出れないケースがよくありますよね。

16球団にすることで、4チームを4リーグに振り分けることが可能となり、メジャーリーグのようなポストシーズンを行えるため、日本一のチームが明確になり盛り上がる効果が期待されます。

地方の活性化

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現在、プロ野球チームが無い都道府県にプロ野球チームができることで、野球観戦と一緒にに観光をする人の増加も見込まれています

さらに、地元のファンも県外へ観戦に行くことが予想されるので、プロ野球チームが発足した都道府県以外の活性化も見込まれていますよ。つまり、日本全体の活性化に繋がる効果があるとされているのです。

プロ野球16球団構想によるデメリット

出典:https://pixabay.com/ja/photos/動揺-圧倒-ストレス-疲れて-2681502/

ここまではメリットを紹介してきましたが、それと同じくらいのデメリットも存在しています。

プロ野球16球団構想のデメリット
  • 経営問題
  • 既存ファンの分散
  • 監督やコーチの集め方が難しい

この3つがデメリットです。野球ファンからすると直接関係することは少ないことばかりですが、こういったデメリットがあることによって、なかなか16球団が実現していません。

経営問題

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カープやベイスターズのように、新規ファンを開拓し収益を上げているチームがある一方で、球団経営が苦しいチームがあるのも知っていましたか。

プロ野球ビジネスは儲かるため、それを狙う大企業もいますが、地方となると安定した収益化が難しい可能性があるので、どの企業がオーナーになるのかについて問題視されています。

既存ファンの分散

出典:https://pixabay.com/ja/photos/秋-秋の紅葉-背景-分散-4871954/

現在の12球団からさらに4球団増えるとなると、既存ファンが分散してしまうかもしれません。ファンが分散してしまうということは、既存の球団の収益ダウンにつながる可能性があります

そのため、既存球団をメインに16球団構想についての反対意見もあります

監督やコーチをどこから集めるか

出典:https://pixabay.com/ja/photos/白人男性-三次元モデル-1834094/

プロ野球選手を目指すアマチュア選手が多いことから、選手を集めることについてはあまり問題視されませんが、監督やコーチの集め方が難しいというデメリットもあるそうです。

新チームができても、チーム方針も1から考える必要があり、監督やコーチの負荷が大きいことで集めにくいのではないでしょうか。

プロ野球16球団構想に対するファンの意見

出典:https://pixabay.com/ja/photos/耳を傾ける-非公式の会議-1702648/

日本一の球団が明確になるなど、観戦が楽しみという意見がある一方で、人口が減っている日本で球団を増やすメリットがあまり感じられないといった反対意見もありました。

Twitterではありますが、全体的な意見をみると大体、7:3ほどの割合で賛成意見が多いように感じました。ファンからすると、16球団に増えて欲しいと思っている人が多いですね。

プロ野球16球団構想で有力候補地として挙げられている都道府県

出典:https://pixabay.com/ja/photos/地図-グローブ-の国-3476649/

では、仮に4球団増やすとなったときにどこの都道府県が有力候補地として挙げられているのか気になりますよね。現在(2020年4月)に有力候補地として挙げられているのは以下の4県です。

  • 静岡県
  • 新潟県
  • 愛媛県
  • 沖縄県

静岡県は、この16球団構想の提案地といわれているため、球団が置かれる可能性が高いことが予想されます。

新潟県と愛媛県は共通して、地方(北陸地方・四国地方)にプロ野球球団が無いことや、独立リーグが発足しているため選手を獲得しやすい点から候補地として挙げられています。

沖縄県は、地域の発展がメインといわれています。実際に2020年から、沖縄初となるプロ野球チーム、琉球ブルーオーシャンズが始動をし、16球団構想となったときにはほぼ確実に選ばれることでしょう。

2020年に、琉球ブルーオーシャンズが始動

出典:https://pixabay.com/ja/photos/okinawa-海-沖縄-日本-3421799/

上でも少し書きましたが、2020年に沖縄県初となるプロ野球チーム、琉球ブルーオーシャンズが始動しはじめました。チームメンバーは、12球団であまり芽が出なかった選手やアマチュア選手が中心です。

2020年の2月ごろから試合を始めていますが、日本のプロ野球チームとの試合は2軍や3軍と対戦は行っていましたが勝ち星を挙げることはできていません

まだまだ駆け出しなので、正確な戦力は分かりませんが今後の活躍が楽しみですよね。今のうちに、琉球ブルーオーシャンズについて知っておくのもいいかもしれませんよ。

プロ野球16球団構想、1番の問題点

出典:https://pixabay.com/ja/photos/youtuber-ブロガー-脚本-2838945/

プロ野球16球団構想で1番問題視されていることは、新たに参入する4球団と既存の12球団との戦力差です。

琉球ブルーオーシャンズはすでに選手を集めていますが、残りの3球団も同じような集め方をすると予想されます。プロの一線で活躍した経験が少ない選手が集まるため、当然戦力差が出るでしょう。

プレーをする側も観戦する側も、大差のついた試合は面白くないので、どう改善されるか注目すべき点ではないでしょうか。

戦力差が問題視されているが日本球界のレベルアップにつながる

出典:https://pixabay.com/ja/vectors/進化-進化します-人類-男性-1295256/

あくまでこれは私の主観ですが、現在では戦力差が問題視されていても、長い目で見ると戦力差はほぼなくなり均衡すると考えています。

楽天イーグルスを例にすると分かりますが、創設時は1年を通してダントツの最下位でしたが、ここ数年はAクラスを狙えるチームに成長していますよね。

また、プロ野球選手が増えることによって、ハイレベルな環境の中プレーできる選手が増えることで日本球界全体のレベルアップに繋がると感じています。

まとめ

今回は、プロ野球16球団構想についてまとめてきました。この記事をまとめると以下の通りです。

この記事のまとめ
  • プロ野球16球団構想とは、現12球団から16球団に増やすというもの
  • プロ野球16球団構想のメリット・デメリットは同じくらいある
  • プロ野球ファンは、16球団構想に賛成派が多い
  • 4球団追加となったときには、静岡県・新潟県・愛媛県・沖縄県が有力候補地
  • 16球団になったときの1番の問題点は、戦力差が出ること

私たちにプロ野球16球団構想に対する直接な決定権はありませんが、仮に16球団に増えたとしても選手がより輝いてプレーする姿をみれることを期待したいですね。

こういった構想があるということを頭に入れつつ、今後もプロ野球の観戦を楽しんでいきましょう。

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