グローブを磨くために必要な道具を紹介|これさえあれば大丈夫
この記事では「グローブを初めて購入したけれど、磨く上でどんな道具が必要かな」「おすすめな道具、なくても良い道具なども知っておきたい」などの悩みを解決していきます。
グローブを長く愛用していくためには、磨くことが欠かせません。しかし、初めてグローブを購入した人にとっては、どんな道具を準備しておけば良いかイメージが浮かびづらいでしょう。
そこでこの記事では、グローブを磨く上で必ず準備しておくべき道具について紹介しています。また、おすすめな道具や不要な道具、簡単にグローブを磨き上げる方法なども紹介しています。
必要な道具やグローブの磨き方をマスターするためにも、ぜひ最後まで読み進めてください。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/野球-グローブ-ボール-革-4182179/)
目次
グローブを磨く上で必ず準備しておくべき道具
道具を準備せずグローブを磨く機会を作らなければ、間違いなく劣化につながります。グローブを磨くには、以下の表で紹介する3つの道具を最低限揃えておきましょう。
- オイル
- ブラシ
- タオル
正直、上記の3つがあればグローブを磨けます。よく必要だと言われる「ムートン」は、艶を出す役割しかないため、準備しなくても問題ありません。
以下の章から、必要な道具の役割について解説していきます。道具の役割を理解しておくと、なぜ必要なのか理解できるので、合わせて読み進めてください。
オイル
オイルは、グローブを保革するために必要な道具です。そもそも、オイルがなければグローブの乾燥が防げないだけでなく、程よい柔らかさまで仕上がりません。
オイルの選び方ですが、無色で浸透性が良いものが扱いやすくおすすめです。しかし、言葉で説明しても、どのオイルが良いかイメージできないと思うので、以下の記事を参考にしてみてください。
上記の記事を読むと、あなたにピッタリなオイルを見つけられます。「オイルの選び方がわからない」といった人には、必ず役に立つでしょう。
ブラシ
ブラシは、グローブ使用後に砂やゴミを落とすために必要な道具です。「砂やゴミを落とすだけであれば、タオルで代用できるのでは」と感じ人もいるかもしれません。
しかし、タオルを使用する場合、細かな部分が掃除しづらいため、はみ出しやあご部分に溜まった砂やゴミをキレイにすることが難しいです。
補足:「はみ出し」とは、指部分に入っているライン部分を指します。「あご」とは、グローブのした部分(閉じてある部分)です。
うまく砂やゴミが落ちていない状態でオイルを塗ってしまうと、汚れが固まります。そのため、手入れをしてもキレイなグローブに仕上がりません。
購入してすぐのグローブでは、汚れによる差は出づらいですが、時間が経つにつれてブラシを使ったグローブと使っていないグローブとでは間違いなく差が出ます。
長年グローブを使用してもキレイな状態をキープするために、ブラシも準備しておきましょう。
タオル
タオルは、グローブへオイルを塗るために必要です。とはいえ、どの家庭にも必ず1枚はタオルがあると思うので、グローブのために購入する必要はありません。
古くなったタオルを、グローブ専用に準備するだけでOKです。
グローブを磨く道具はセットで購入がおすすめ
グローブを磨く道具は、必要な道具が全て揃っているセットでの購入がおすすめです。
セットで購入すると必要な道具が全て揃えられるため、自身で1から選定しなくて大丈夫です。さらに、バラバラで購入するより、お得に必要な道具を揃えられるので、お財布にも優しいでしょう。
低コストかつ、初心者でも迷うことなく必要な道具が揃えられるので「バラバラで購入すると迷いそう」と感じる人は、セットでの購入がおすすめです。
【体験談】グローブを磨く道具をセットで購入して良かった話
筆者の体験談ですが、グローブを磨く道具をセットで購入して良かったです。なぜなら、上記でも述べたように必要な道具が全て揃っているためです。
グローブを磨く道具のセットを購入した当初は、必要な道具がどれなのか理解していませんでした。しかし、セットを購入したことで、必要な道具を迷うことなく揃えられました。
筆者の経験も踏まえ「迷わずグローブを磨く道具を揃えておきたい」と思うのであれば、必要なものが確実に揃うセットでの購入がおすすめです。
グローブを磨く道具が高いと感じた場合は無理に買わなくて大丈夫
グローブを磨く道具が「高い」と感じた場合は、家にあるモノで代用できるため無理に購入しなくても大丈夫です。何を使うと代用できるかは、以下の表をご覧ください。
- オイル・・・保湿クリーム
- ブラシ・・・使わなくなった歯ブラシ
グローブへオイルを塗る目的は、適度な保革を行うためです。そのため「ニベア」や「ワセリン」などの保湿クリームで代用ができます。
ブラシの代用となるのは、使わなくなった歯ブラシです。ただ、歯ブラシは汚れを落とすブラシに比べ毛先が硬めです。グローブを傷つけてしまう可能性があるため、優しく磨くようにしましょう。
はじめに購入しなくて大丈夫なグローブを磨く道具
様々なサイトを見ると、グローブを磨くだけにもかかわらず、必要のない道具まで紹介されています。筆者が経験してきた中で、はじめに購入しなくて大丈夫な道具は以下の3つです。
- 艶出しオイルやカラーオイル
- 汚れ落とし
- 保型ベルト
必要ない理由については、以下の章で詳しく解説していきます。「必要そうだから」といった理由だけで道具を購入し後悔しないためにも、ぜひ、合わせて読み進めておきましょう。
艶出しオイルやカラーオイル
名前の通りでグローブに艶を出したり、色を濃いくしたりするために必要なオイルです。
新品のグローブだと、はじめからある程度の艶があります。また、色褪せについても心配する必要がありません。
もちろん、ある程度使用してくると艶が失われたり、色褪せが起きたりするため必要になります。
しかし、現時点では不要だといえるので、艶出しオイルやカラーオイルは、はじめに購入しなくても大丈夫でしょう。
汚れ落とし
汚れ落としも、はじめから購入しておかなくて大丈夫な道具に該当します。なぜなら、汚れ落としを使うほど、汚れる場面が少ないためです。
正直、グローブを使用したあとに、ブラシで砂やホコリをキレイに落とすのであれば、真っ黒に汚れません。
しかし、黒土のグランドや球場で毎回練習がある人は、汚れ落としを持っておいても良いでしょう。理由は、黒土は掃除しても落ちづらいためです。
黒土は真砂土に比べきめ細かいため、ブラシで掃除するだけでは取り除けません。そのため、黒土のグランドや球場で野球を楽しむ環境にある人は、汚れ落としを持っておくべきです。
自身がグローブを使用する環境に合わせて、購入すべきか検討しましょう。
保型ベルト
家にあるモノで代用できるため、保型ベルトも必要ありません。
実際に筆者は、今まで保型ベルトを購入した経験がありませんが、型崩れを起こした経験は1度もありません。保型ベルトの代用で使用したものは、以下の2つです。
- ストッキング
- タオル
保型ベルトに比べグローブの締め付けやすさは劣りますが、ストッキングやタオルでも十分に保型できるため必要ありません。
保型ベルトに1,000円近く払うのであれば、バッティングセンターへ行き100球近く打った方が自身のためになるでしょう。
はじめは必要最低限のグローブを磨く道具があればOK
はじめは、必要な道具と不要な道具の判断がつかないため、必要最低限のグローブを磨く道具があればOKです。
「あれも」「これも」とついつい磨き上げる道具を揃えておきたくなる気持ちも理解できます。しかし、使用用途やテクスチャーがグローブに合わず、数回しか使用しないのであれば無駄遣いになるだけです。
磨き上げる道具で無駄遣いするくらいなら、貯金してかっこいいウエア等を購入し、野球のモチベーションをアップさせた方が良いでしょう。
誰でもできる!簡単にグローブを磨く方法を紹介
道具を揃えたら、早速グローブを磨いてみましょう。詳しい磨き方がわからない人でも、以下の記事を参考にすると簡単にできます。
上記の記事で紹介してある方法は、実際に筆者が行っているものです。同じグローブを10年以上使用できているので、簡単ではありますが間違いなく効果があるでしょう。
磨き方で迷った時には、キレイにグローブを磨き上げるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ【道具をゲットして早速グローブを磨こう】
今回は、グローブを磨き上げるのに必要な道具を紹介してきました。結論、オイル・ブラシ・タオルの3つがあれば、グローブを磨けます。
道具をバラバラで揃えるのが手間だと感じる人は、必要な道具が全て揃っているセットでの購入がおすすめです。
また、必要に応じて購入する道具を検討したり、追加したりしてみても良いでしょう。道具を揃えたら、早速グローブを磨き上げてみてくださいね。
この記事で紹介した内容を活かし、グローブを磨く道具選びの参考になると嬉しいです。