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【大人が目指す夢の舞台】マスターズ甲子園とは?高校球児でなくても聖地を指せます!

2020/02/13
 







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あまり知られていませんが、マスターズ甲子園を知っていますか。2019年にこの大会で、元プロ野球選手の桑田真澄選手が出場したことで知った人も多いのではないでしょうか。

世間的には「甲子園は高校球児が目指すもの」と認知されていますが、マスターズ甲子園では、大人になってからも甲子園を目指すことができます!

元高校球児で甲子園を目指したい!という人には朗報です。今回は、マスターズ甲子園とは何か?出場方法や試合の雰囲気などをまとめて紹介していきたいと思います。

(トップ画像出典:https://www.hanshinengei.co.jp/case/detail/hanshin_koshien_stadium/)

元球児も甲子園へ?マスターズ甲子園とは

マスターズ甲子園は、2004年から開催されており、全国の高校野球のOB/OGが、性別や世代・甲子園出場の有無・元プロアマなどのキャリアを超えて出身校別に同窓会チームを作り参加する大会です。

この大会はただの大会ではありません。高校球児なら誰でもあこがれる聖地『阪神甲子園球場』で試合のできる大会で、本当に大人の甲子園そのものです。

またこの大会は、元球児たちの各地域の野球の活性化、野球文化の発展、現役球児たちのエールも込められた大会で未来への発展に寄与していく活動の1つでもあります。

マスターズ甲子園でOBチームで出場するには?

気になるのは「どうすれば出場することができるの?」といった点ではないでしょうか。ここは少し複雑なので、ある程度ざっくりと紹介したいと思います。

マスターズ甲子園・代表OB試合に出場するには

1.母校OBチームを結成し、全国高校野球OBクラブ連合に加盟する

2.クラブ連合に申請して、母校の所在すると都道府県で8校以上集めて予選大会をする

3.優勝校または選抜チームが、マスターズ甲子園・代表試合に出場

ここで注意しておきたいのが、母校の所在する都道府県内の加盟数が8校を下回っていると、そもそも出場することができないという点です。

詳しく知りたいという人は、マスターズ甲子園オフィシャルサイトの中から「OBチームとして出場する」のページを見てみるとより詳しく紹介されていますよ。

マスターズ甲子園に出場できる人できない人が

出場できる人・できない人についてですが、元高校硬式野球に携わってない人は出場することができません。関係者に該当するのは、選手・監督や部長・コーチ・マネージャーのOB/OGです。

ですが、上記に該当する人でも出場することができないケースがあります。

・準公式を含む大学野球の現役選手(コーチ兼任選手も含める)

・社会人野球の現役選手(コーチ兼任選手も含める)

・現役のプロ野球関係者

上記の該当の人も試合には出れません。これは、女性選手の場合も同じです。しかし、軟式野球の現役選手や大学野球・社会人野球関係者でも、監督・部長・コーチ・マネージャーは出場できます。

選手全員が楽しむ為の、マスターズ甲子園特有ルール

マスターズ甲子園には、OB/OG全員に楽しんでもらうために特有のルールが設けられています。それが、3回までを34歳以下のメンバーで行い、4回以降を35歳以上のメンバーで行うというものです。

全世代で行ってしまうと、体力差などでてしまうためこのようなルールがあるのではないかと思います。そのためチームのメンバーも、34歳以下14人・35歳以上15人の合計で29人必要です。

試合は9イニングですが、球場の使用時間もあるため1時間半の時間設定もされています。また、同点であっても延長はありません

夢が集まり、マスターズ甲子園は全て本格的

甲子園といわれると、プレー以外で思い浮かぶのは、吹奏楽の演奏やチアリーダーや応援団によるスタンドのパフォーマンスではないでしょうか?なんと、これらも実際あります

吹奏楽や応援はボランティアで、地域の学生をはじめ、経験者などが参加して行っています。実際に応援されながらプレーを行うのは、選手にとって最高ですよね。

元高校球児の夢を叶えてくれるだけでなく、応援をやってみたかった方の夢を叶えてくれます。そういった人々の夢が集まるため、より一層本格的になるのではないでしょうか。

吹奏楽の演奏やチアリーダー、応援団はどれもボランティアを受付けをしているため、気になった人はやってみることをおすすめしますよ!必ずいい思い出になること間違いありません!

出場できなくても「甲子園キャッチボール」というイベントもある

マスターズ甲子園は、先着ではありますが高校球児の聖地、甲子園でキャッチボールができるというイベントもあります。このイベントは、球友・親子・夫婦・ボランティアの4つから参加可能です。

球友はどちらも、元高校硬式野球関係者が条件で、親子・夫婦はどちらか片方が元高校野球関係者というのが条件です。友達や家族と仲を深めるのにキャッチボールはうってつけですよ。

またボランティアの参加資格は、ペアの人が一度でもマスターズ甲子園でボランティアをしたことがあるというのが条件です。元高校野球関係者でなくてもボランティアの枠を狙えば参加できますよ。

参加するために忘れてはいけないこと

甲子園キャッチボールに参加する為には応募をすることはもちろんですが、参加費用も掛かるので忘れないようにしてくださいね。参加費用は1ペア4000円(ガイドブック付き)です。

キャッチボールをするにも注意が必要で、1ペア2人以上では参加できません。もし、人数があふれるようでしたら参加してくれる人を自分の身内で探すなどして対策してください。

当日も、上下ユニフォーム参加でGパンなどはNGで、やむを得ない場合はジャージ可能です。やむを得ない場合は、運営者と相談をすることがいいですよ。

グローブやボールの道具の貸し出しも一切ありませんので、各自で準備して参加するように注意してくださいね!

マスターズ甲子園を見た感想

マスターズ甲子園を見た感想ですが、選手が現役高校球児じゃないだけで、本当に高校野球の甲子園と変わりないほど熱いプレーが繰り広げられます。

元高校球児が高校時代に目指していた甲子園でプレーしている姿を見ると、すごく楽しそうで胸が打たれます。それと同時に夢や目標の大切さを改めて感じることができました

甲子園の近場であったり、マスターズ甲子園について気になるなと感じた人は、ぜひ行ってみることをおすすめしますよ。観戦自体は無料でできますし、学生に戻ったように青春を楽しむことができます

まとめ

今回はマスターズ甲子園について紹介してきました。甲子園は高校球児だけが目指せるものという風なイメージを持ってしまいますが、大人になってからでも甲子園を目指すことができます。

参加することで、当時の苦しかったけど頑張ってきた高校野球生活を思い出すことができ、懐かしい気持ちになるとともに、また気持ちをあらたに頑張ろうという気持ちも湧いてくると思います。

高校時代の目標であった甲子園出場をまだ目指したいな、という大人の人も中にはいると思いますので、そういった方はぜひ参加してみてくださいね!

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