グローブの保革でおすすめなオイルを8つ紹介【野球人は見るべき】
この記事では「グローブの保革におすすめなオイルはどれ」「できれば、用途やグレードに沿った保革オイルを知りたいな」といった悩みに応えていく記事です。
グローブの保革オイルは種類が多く、何を買えば良いのか迷いますよね。なんとなく選んで「このオイルは合わなかった」と失敗した経験がある人もいるでしょう。
そこでこの記事では、最初におさらいも兼ねて、グローブに塗る保革オイルの役割・手入れの頻度について紹介しています。役割などをおさらいしたあとは、使用用途やグレード別におすすめな保革オイルを紹介していますよ。
大切なグローブを長く愛用するためにも、ぜひこの記事を読み進めて、あなたに合う最高のオイルを見つけ出してくださいね。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/野球-ゲーム-練習-白黒写真-1854436/)
目次
グローブに塗る保革オイルの役割
グローブに塗る保革オイルですが、主に3つの役割があります。
- 紐の切れや捕球面の破れなどの防ぐ
- 色あせを防ぐ
- 型崩れを防ぐ
保革オイルを塗ることでグローブが保湿されるため、紐が切れたり捕球面が破れたりなどの劣化を防げます。
グローブは長年使用していると色があせてきますが、定期的にオイルを塗ることで購入時の色合いを長期間維持できますよ。
また、オイルを塗ることはグローブに栄養を与えることと同じなため、劣化するスピードを遅くできます。なので、使いやすいグローブの型を長年キープできる(型崩れを防げる)のです。
グローブに保革オイルを塗る頻度
グローブを使用するたびに保革オイルを塗りましょう。なぜなら、使用後は乾燥や捕球による擦れでグローブへのダメージが大きいから。
なので、使用後にオイルを塗ることがおすすめです。
また、草野球プレーヤのようにあまりグローブを使用しない人でも、2週間に1度程度はオイルを塗ると良いですよ。理由は、グローブを使用していなくても、経年劣化で乾燥などを引き起こすためです。
長くグローブを使用するためにも、保革オイルを塗る頻度の目安にしておきましょう。
- 毎日のようにグローブを使用する人→使用後は必ずオイルを塗る
- 草野球プレーヤーのようにあまりグローブを使わない人→2週間に1度程度はオイルを塗る
「グローブの手入れ方法をおさらいしておきたい」そんな人は、以下の記事を参考にしてくださいね。簡単にグローブを手入れできる方法を紹介していますよ。
以下の章からは、おすすめな保革オイルについて紹介していきます。最高級なものから手ごろな価格のものまで紹介しているので、あなたに合う保革オイルを見つけられますよ。
あなたに合う保革オイルを見つけるためにも、ぜひ読み進めていきましょう。
グローブが最上級の仕上がりに!高級感のあるおすすめな保革オイル
各メーカーが出している、最高級な保革オイルを3つ厳選して紹介します。「高級感のあるグローブに仕上げたい」そんな人は必見ですよ。
『ミズノ』クリームコンディショナー
1つ目の紹介する保革オイルは『ミズノ』が出している「クリームコンディショナー」です。
このオイルがおすすめな理由は、ケアクリームとコンディショナーを状況に応じて使い分けできるからです。
柔らかくしたい部分にはケアクリームを、硬さを維持し保革をメインにしたい部分はコンディショナーを使い分けると、あなた好みのグローブに仕上げられますよ。
「グローブをワンランク上の仕上がりにしたい」そんな人におすすめしたいオイルです。
『ハイゴールド』グラブモイスチャークリーム
つぎに紹介する保革オイルは『ハイゴールド』のグラブモイスチャークリームです。
このオイルは、人間の肌にも優しい「ヒアルロン酸」が配合されています。なので、素手で手入れが可能です。
浸透性もよく保湿力も高いので、グローブがしっとりソフトな風合いに仕上がりますよ。しっとりと上質なグローブでプレーをしてみませんか。
『ゼット』スクワランシルキー配合レザーオイル
3つ目に紹介する保革オイルは『ゼット』のスクワランシルキー配合レザーオイルです。このオイルは、化粧品などにも使用される高級なスクワラン成分が配合されています。
なので、グローブがベタつかず重くなりにくいですよ。最高級なオイルで手入れをすると、グローブの仕上がりが良くなるだけでなく、愛着も今まで以上に湧きますよ。
毎日グローブを使う高校生におすすめ!低価格&大容量の保革オイル
毎日グローブを高校生などにおすすめな保革オイルを、厳選して3つ紹介していきます。低価格かつ大容量なので、費用対効果もバッチリです。
『ハタケヤマ』グラブワックス
はじめに紹介する保革オイルは『ハタケヤマ』のハタケヤマグラブワックスです。おすすめな理由は、保革+グリップ力アップの効果があるためです。
筆者も高校時代に使用していましたが、ハタケヤマグラブワックスで手入れした後のグローブは、グリップ力がかなりアップしていました。簡単にいうと、ボールが捕球面に吸い付く感じです。
ボールがグローブ内で遊ぶことなく補給ができるので、ファンブルや落球のリスクを軽減できます。守備では、1つのファンブルが失点に繋がったり、最悪の場合チームの敗北につながりますよね。
ミスをしない技術を磨くのも大切ですが、手入れでリスクを未然に防ぐことも大切です。堅実な守備を手に入れたい人には、ぜひ手にとってみましょう。また、さらに詳しい内容が知りたい人は以下の記事をチェックしてみてください。
『ローリングス』マルチクリーナーオイル4
つぎに紹介する保革オイルは『ローリングス』のマルチクリーナーオイル4です。おすすめな理由は、保革・艶出し・汚れ落とし、3つの効果があるから。
つまり「艶を出したいときはA社のオイル、汚れ落としはB社のオイル」などど、使い分ける必要がありません。
毎日手入れをする人にとって、各用途に特化したオイルを塗り分けることは時間がかかりますし、めんどくさいですよね。
「めんどくさいオイルの使い分けや時間を無駄にしたくない」そんな人は、ぜひマルチクリーナーオイル4を使ってみましょう。オイルの使い分けなどで無駄にしていた時間を、自主練や休息に当てられますよ。
『アシックス』マルチクリーナー&オイル(保革特化型)
3つ目に紹介する保革オイルは『アシックス』のマルチクリーナー&オイル(保革特化型)です。おすすめな理由は、保湿に特化されたオイルだからです。
保湿成分が強力なため、メーカーの推奨手入れ頻度も週1回程度で良いと記されているほど。なので、長期間グローブに潤いが保てます。
毎日グローブを使用する環境だと、普通の手入れだけでは保湿が間に合いませんよね。マルチクリーナー&オイル(保革特化型)を活用し、乾燥しない潤いのあるグローブを目指しましょう。
ビギナーから上級者まで安心!グローブにおすすめな保革オイル
「高級なオイルは高いし、毎日グローブを使うほど野球をしていない」そんな人におすすめなオイルを、2つ紹介していきます。
『ドナイヤ』ドナイヤグローブワックス
1つ目に紹介するオイルは『ドナイヤ』のドナイヤグローブワックスです。『ドナイヤ』とは、東京ヤクルトスワローズの山田選手が使用しているグローブのメーカーで、品質へのこだわりが強いことで注目を集めています。
グローブへのこだわりが強いメーカーが出しているオイルなため、低価格ですが満足のいく保革ができますよ。上の章で紹介したオイルがピンと来ない人は、手始めに購入してみると良いでしょう。
グローブに命をかけているメーカーのオイルを使うことで、納得のいく手入れが実現できますよ。
『ゼット』革命(かわいのち)使い捨てシートタイプ
2つ目に紹介するオイルは『ゼット』の革命(かわいのち)です。おすすめな点は革命1つで、汚れ落とし・保革を実現できることです。
つまり、本製品のシートでグローブを拭くことで、一気に手入れが完了するというもの。
プレーヤーの中には「手入れが苦手」や「野球を始めたばかりで、手入れが上手くできるか心配」という悩みを抱える人もいますよね。
革命は、手入れが苦手な人にとって救世主となるでしょう。ラクにグローブを保革したい人は、ぜひ手に取ってみてくださいね。サッと拭き上げるだけで、あなたのグローブの寿命が延びますよ。
【まとめ】自分好みの保革オイルを使用しグローブを大切に
今回は、グローブの保革オイルについて紹介していきました。最後にもう一度、この記事で紹介したオイルについておさらいしておきましょう。
- 『ミズノ』クリームコンディショナー
- 『ハイゴールド』グラブモイスチャークリーム
- 『ゼット』スクワランシルキー配合レザーオイル
- 『ハタケヤマ』ハタケヤマグラブワックス
- 『ローリングス』マルチクリーナーオイル4
- 『アシックス』マルチクリーナー&オイル(保革特化型)
- 『ドナイヤ』ドナイヤグローブワックス
- 『ゼット』革命(かわいのち)
グローブの保革オイルは種類が多く、何を選べば良いか迷いますよね。ですが、今回紹介したおすすめなオイルを選ぶことで、あなたにぴったりなものを見つけ出せますよ。
自身にぴったりなオイルを入手し適度にグローブを手入れすることで、間違いなく最高のコンディションに仕上げられるでしょう。
この記事で紹介したオイルをゲットし、今後もグローブを愛用できることを願っています。