一人でできるバッティング練習4選|注意点やスイング矯正法も
この記事では「周りよりバッティングがうまくなりたい」「一人でこっそりと、バッティング練習をする方法について知りたい」といった悩みを解決します。
レギュラーを勝ち取ることや、クリーンナップ(3・4・5番などの中軸)で活躍したいと考えた時に、バッティングの技術力を上げることは不可欠です。そのため、一人で練習し周りとの差を広げたいと考える人も多いでしょう。
本記事では、一人でできるバッティング練習を4つ紹介します。さらに、一人でバッティング練習をする時の注意点なども紹介しているため、こっそりとバッティングを上達させたい人は必見です。
ぜひ、本記事を読み進め、周りよりもバッティングを上達させてください。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/ソフトボール-プレーヤー-打者-1635415/)
目次
一人でできるバッティング練習4選|おすすめな道具も紹介
バッティング練習は、複数人必要だと考えられていますが、様々な道具が作られたことにより、現在では一人でバッティング練習に取り組めます。
一人でバッティング練習を行うと、周囲よりバッティング技術の上達が早くなるため、レギュラー定着だけでなく、クリーンナップ(3・4・5番など打線の中軸)を狙うこともできるでしょう。
以下では、一人でできるバッティング練習を紹介します。各練習におすすめな道具も紹介しているため、ぜひ参考にして下さい。
置きティー
置きティーは、ゴムでできた筒上にボールを置き、ティーを行う練習です。導入しているチームも多いため、身近に感じる人も多いでしょう。
止まっているボールを的確に捉える練習になることから、バットコントロールができているのかチェックできます。
チームの練習だけでなく、自宅に「置きティー」を購入しておけば、一人で簡単にバッティング練習が可能です。
トスマシン
トスマシンは、ボールやシャトルなどを自動であげてくれるマシンのことです。実際に動くボールやシャトルを打つことができるため、動くボールを捉える基礎的な練習ができます。
また、ボールやシャトルの消耗具合により軌道や速度が変わることから、「ためを作る効果」も期待できるでしょう。
トスマシンはボールやネットなどの付帯道具の有無によって、5,000円程度〜1万円以上掛かりますが、バッティングセンターで1ヶ月100球以上打つような人であれば、間違いなくトスマシンがお得です。
時間や球数に制限されることなく思う存分ボールを打ちたい人は、トスマシンを一人で行うバッティング練習に取り入れてください。
ヒットアウェイ
ヒットアウェイは、ポールや木などに取り付けて使用する、バッティング練習ができる道具です。ボールが回転するタイミングに合わせて打つことによって、「間」を作った練習が行えます。
さらに、ボールを拾いに行く必要もなく、半永久的にバッティング練習に取り組める点も魅力の一つです。
ヒットアウェイは、ポール代などを含めると置きティーやトスマシンと比べ高額になります。しかし、ヒットアウェイ単体であれば、トスマシンより低価格で購入できるため、「ボールを拾う時間もバッティング練習に当てたい」という人は、ヒットアウェイが適しているでしょう。
また、ヒットアウェイについてイメージができない人は、『トクサンTV』さんの動画でわかりやすい解説があるため、参考にしてください。
バッティングセンター
一人でできるバッティング練習として、バッティングセンターを活用する人も少なくありません。
自分のレベルに合わせた球速でバッティングができるため、トスマシンやヒットアウェイなど以上に実戦的なバッティング練習ができます。
しかし、バッティングセンターによって差はあるものの、1回(25球程度)で300円程度かかる点は、デメリットといえるでしょう。
一人でバッティング練習は可能!ただし注意点も
置きティーやバッティングセンターなどを活用することにより、一人でもバッティング練習は可能です。毎日の積み重ねが、バッティング技術の上達につながるでしょう。
しかし、一人でバッティング練習をする場合、いくつかの注意点も見過ごせません。以下では、一人でできるバッティング練習の注意点について紹介します。
近隣に迷惑がかかる恐れがある
特に、家や公園などで置きティーやヒットアウェイを活用したバッティング練習をする場合、打球音が響くため、近隣に迷惑がかかる恐れがあります。
チームで練習を行うグランドやバッティングセンターは、周囲に住宅がなかったり練習場所の敷地が広かったりなどで、多くの場合は打撃音が迷惑になりません。
反対に家や公園などでボールを打つ場合、打撃音が建物などに反響するため、近隣に迷惑がかかる恐れがあります。
練習をしたい気持ちはわかりますが、打撃音などが響かないか確認し、近隣に迷惑がかからないよう配慮しましょう。
スイングの悪い部分に気づけない
一人でバッティング練習する場合、スイングの悪い部分に気づけない恐れがあります。なぜなら、自分がスイングしやすいように体を使ってしまうためです。
例えば、ヘッドが下がったままスイングしたり、ドアスイング(外回りするスイング)をしたりなどが挙げられます。
ヘッドが下がったスイングやドアスイングは、どちらも癖になっていることが多く、基本的に周囲からチェックしてもらう以外では直せません。
そのため、一人でバッティング練習を行う時は、スイングの悪い部分が出る恐れがあることも理解しておきましょう。
一人の場合はバッティング練習のほかスイングの矯正もおすすめ
一人の場合は自分の悪い癖に気づきにくいことから、スイングの矯正に時間を割くこともおすすめです。
全体練習でバッティングをする場合、フリーバッティングやケースバッティングなどが多く、スイングの悪い部分を修正する時間が取れません。
そのため、一人の場合はバッティング練習のほか、スイングの矯正に時間を割くことも重要です。
しかし、自分でスイングを頭で分析し、悪い部分に気づくことは困難でしょう。したがって、スイングの矯正を一人で進めるためには、トレーニングバットを使うことがおすすめです。
以下では、スイングの矯正に役立つトレーニングバットを2種類紹介します。正しいスイングを身につけるためにも、ぜひ参考にしてください。
スイングの矯正に役立つおすすめな2つのトレーニングバット
スイングの矯正に役立つおすすめトレーニングバットは、「インサイドアウトバット」と「モンスタースラッガー」の2つです。
以下では、インサイドアウトバットとモンスタースラッガーの特徴や矯正できる内容について解説します。
◯インサイドアウトバット |
インサイドアウトバットは、しなりやすい特徴があります。そのため、しなりを上手く使えなければ、綺麗なスイングができません。
しなりを使ったスイングを身につけることで、手首のコネが解消されドアスイングを矯正できる効果が期待できます。 |
◯モンスタースラッガー |
モンスタースラッガーは、スイングをした時に重りが移動することによってインパクトの瞬間に「カチッ」と、音が鳴る特徴があります。
音の鳴るタイミングによって、スイングの良し悪しを判断できることから、一人であっても簡単にスイングの矯正が可能です。 |
また、インサイドアウトバットとモンスタースラッガーの特徴・効果は、以下の記事に詳しい情報があります。「2種類のトレーニングバットについてもっと知りたい」という人は、ぜひ参考にしてください。
まとめ【一人でできる自主練習でバッティングを上達させよう】
「バッティング練習は複数人いなければできない」と考えられていましたが、現在は様々な道具を活用することにより、一人でもバッティング練習ができます。
置きティーやヒットアウェイなどを活用したバッティング練習や、トレーニングバットを使用したスイングの矯正を実践すると、バッティング技術を上げることができるでしょう。
ただし、一人でバッティング練習をする場合、「環境によっては周囲に迷惑をかける恐れがある」「自分の悪い癖に気づけない」などの、注意点も忘れてはなりません。
本記事で紹介した内容を活かしバッティング技術を上げることによって、レギュラーやクリーンナップなどを勝ち取ってください。