キャッチャー防具の手入れ方法を紹介!【独特の臭さや汚さを解消】
キャッチャー防具は使用していると、臭くて汚くなるから手入れしたいと思いませんか。しかし、野球経験者でもキャッチャー防具の手入れ方法を知らない人も多いのが現実です。
そこでこの記事では、キャッチャー防具の手入れ方法、注意点・手入れを行う周期・おすすめな洗剤などを紹介しています。
筆者自身もキャッチャーをした経験があり、防具の臭さや汚さに悩まされた1人です。ここで紹介する手入れ方法は、筆者自身が行ったものなのである程度信憑性があります。
最後まで読み進めて、綺麗で臭くないキャッチャ防具にする手入れ方法を学んでいきましょう。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/キャッチャー-野球-若者-632974/)
目次
キャッチャー防具の手入れは家でできる【お風呂場がおすすめ】
キャッチャー防具の手入れは、家で行えます。なぜなら、汚れた靴を洗う感覚でジャブジャブと洗えるからです。
キャッチャー防具は、これといって濡れてはいけない素材(革など)が使われているわけではありません。そのため、家で手入れが行えるのです。
手入れする場所ですが、特にお風呂場がおすすめ。シャワーなどを活用することで、一気に泥汚れを落とせますし、漬け置きも簡単に行えるからです。
ただし、キャッチャー防具の泥汚れがひどい場合は、排水溝がつまらないように気をつけてくださいね。
キャッチャー防具の手入れ方法【マスク・ヘルメット】
マスクとヘルメットは頭が直接触れる部分なので、特に臭いがきつい部分です。「臭いをなくしたい」と思う人も多いでしょう。以下の手順でキツイ臭いも取れますよ
- マスクのバットを外す
- ブラシなどで泥汚れを落とす
- シャワーで取れにくい汚れを落とす
- お湯と洗剤を混ぜたもので擦り洗い
- お湯と洗剤を混ぜたものに漬け置き
- すすいで乾燥させる
以上がマスクとヘルメットの手入れ手順になります。各箇所でポイントがあるので、深堀りしていきますね。
①マスクのバットを外す
マスクのパットを外す理由は、手入れしやすくするためです。マスクにパットがついたままだと、隙間の汚れを落としにくかったり、パット自体の手入れがしづらいためです。
なので、はじめに外しておくと後々の手入れが簡単に行えますよ。
②ブラシなどで泥汚れを落とす
次にブラシなどで、マスク・パット・ヘルメットの汚れを落としましょう。この時は、まだ濡らさず泥汚れを落とすことがおすすめです。
乾いている泥の方が、力を入れず簡単に落とすことができるので初めは濡らさないようにしましょう。
マスクですが、大体柔らかい塗装がされているので軽く擦るように気をつけてください。
③シャワーで取れにくい汚れを落とす
ブラシである程度泥汚れを落とした後は、シャワーの水圧を活かして汚れを落とすようにしましょう。②で使用したブラシを使うことによって、より綺麗に汚れを落とせます。
④お湯と洗剤を混ぜたもので擦り洗い
ある程度汚れが落ちた段階で次は、お湯と洗剤を混ぜたもので擦り洗いを行いましょう。
汚れを落とすことも大切ですが、パットとヘルメットの内部を重点的に擦り洗いすることで、臭いが落ちやすくなります。
⑤お湯と洗剤を混ぜたもので漬け置き
擦り洗いでお湯が濁らなくなってきたら、1時間ほど漬け置きをし取れにくい臭いや汚れを浮かせるようにしましょう。
⑥すすいで乾燥させる
最後にすすいで乾燥させましょう。すすいだ後パットとヘルメットの内部は強く絞っておくことで乾きが早くなりますよ。また、半乾きを防ぐこともできます。
キャッチャー防具の手入れ方法【プロテクター】
プロテクターですが、首元から垂れた汗などによって臭いがキツイので、首回りを重点的に手入れすることがおすすめ。詳しい手入れ手順は以下の通りです。
- ブラシで汚れを落とす
- シャワーで取れにくい汚れを落とす
- お湯と洗剤を混ぜたもので擦り洗い
- お湯と洗剤を混ぜたものに漬け置き
- すすいで乾燥させる
基本的な手順は、マスクとヘルメットと同じです。ですが、プロテクターで注意したいのは、溝の部分に汚れが貯まりやすいことと、思った以上に泥汚れを含んでいることです。
なので、入念に①〜③を行うことによって、綺麗に仕上げられますよ。
キャッチャー防具の手入れ方法【レガース】
レガースですが、1番泥汚れがひどい部分です。そのため1番手入れしづらいですが、紹介する手順とポイントを活かすことで綺麗にできますよ。
- ブラシで汚れを落とす
- シャワーで取れにくい汚れを落とす
- お湯と洗剤を混ぜたもので擦り洗い
- お湯と洗剤を混ぜたものに漬け置き
- すすいで乾燥させる
手順は上の2つと変わりませんが、樹脂の隙間部分とベルト部分を入念に手入れすることによって綺麗にできます。
樹脂の隙間部分は、石や砂が貯まりやすい場所です。そのため入念に汚れを落としておかないと、汚れが付着したまま漬け置きをすることになるので気をつけましょう。
ベルト部分ですが、キャッチャーはしゃがんでいることが多く意外と汗を含んでいます。そのため、入念に手入れする必要があるのです。
キャッチャー防具を手入れする注意点
キャッチャー防具を手入れする注意点ですが、特に以下の2つに気をつけましょう。
- 力強く擦りすぎない
- 水分を多く含んだまま干さな
キャッチャー防具は屋外で使用するとはいえ、力強く擦りすぎると破れてしまったり、ベルトが切れてしまったりしてしまいます。
汚れが落ちないとついつい力を入れてしまいたくなりますが、複数回手入れすることで汚れを落とすようにしましょう。
水分を多く含んだまま干さないことについては、ちゃんと乾かず洗ったのに臭くなってしまう可能性があるからです。
なので、水分をしっかりと絞り乾かすようにしましょう。不安な場合は、乾燥させるときに新聞紙を敷いたり包んだりすると良いですね。
キャッチャー防具を手入れする周期
キャッチャー防具を手入れする周期ですが、月1回程度で良いでしょう。正直、練習がある度に手入れをするのは大変ですし、時間を作れない人も多いはず。
それ以外でキャッチャー防具を使用した時は、雑巾などで軽く汚れを落とすようにすることで、手入れの負担が軽減されますよ。
拭くだけでは臭いを抑えることが難しいので、ファブリーズを使用後に振りかけるだけでも効果的です。がっつり手入れする以外の時に使用してみてくださいね。
キャッチャー防具を手入れするのにおすすめな洗剤
キャッチャー防具は、泥汚れや汗の臭いがひどいので、普通の洗剤ではなかなか落ちません。ですから、泥汚れなどに強い洗剤を使用すべきです。
筆者が特におすすめする洗剤は『WORKERS 作業着専用洗い』です。作業着の頑固な汚れを落とすほどの力を持つ洗剤ですから、当然キャッチャー防具の汚れも落とせます。
筆者自身も作業着並びに野球の練習着で使用していますが、頑固な汚れでも落ちるのでおすすめですよ。
【キャッチャー防具の手入れ】まとめ
今回は、キャッチャー防具の手入れ方法について紹介してきました。キャッチャー防具は泥汚れや汗の臭いがひどく、手入れには苦戦しますがこの記事で紹介した方法で必ず綺麗になります。
キャッチャー防具を綺麗にすることで、気持ちよく野球に取り組めますし、道具を大切にする心を改めて持つことができますよ。
この記事で紹介した、手入れ方法を活かして綺麗に長くキャッチャー防具を使用してもらえると嬉しいです。